【映画】海街diaryと鎌倉と湘南

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映画、海街diary。

DVD買ったのになんだか楽しみをとっておくというか

勿体無くて観てなくて、結局先に地上波で観てしまった。

よくあること笑。

 

…いい映画だった。是枝監督も好きだし、キャストも

綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず四姉妹のほかも

好きな人ばっかり。

樹木希林、風吹ジュン、リリーさん、堤真一、大竹しのぶ。

味のある加瀬亮、鈴木亮平、坂口健太郎も。

 

作中のすずちゃんにピッタリの広瀬すずは

ホントに偶然役名と同じすずだったって、

年齢も背格好もデビューも、まるでこの役のために

出てきなような、奇跡のような話。

ゼクシィのCMで初めて見たときは

まさかそんなに若いとは思っていなかった。

 

元スーパーバタードッグ、100s、レキシの池ちゃんはアフロ枠なのか?

夏帆と池ちゃんは原作そのまんまでハマりすぎ笑。

 

重いテーマを慰めるようなやさしく美しい鎌倉湘南の風景が

丁寧なロケーションで描かれていて、ちょうど1年、

夏から次の夏までの四季を楽しむことができる。

 

鎌倉の情緒ある古民家のまるで昭和の映画みたいな、何気ない日常。

最近の映画やドラマは不自然に明るすぎる。

何でもかんでも照明を当てないで、

暗いところは暗いままの方が、いい。

真夏なのに青白い海や空。独特な彩度の低い色合いや

小刻みによく動くカメラワークはどこか昭和の香りがする。

 

原作では姉妹ひとりひとりについてや

周りの人たちについてもっと掘り下げているので、

前後編に分けてもっとじっくりやっても良かったかもしれない。

キャストの年齢的に続編は難しいかな。

 

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原作の海街diaryは大好きな漫画。

数年前、以前から行きたかった真夏のカンカン照りの

鎌倉、湘南に行った。

1日は大船、北鎌倉から鎌倉、1日は江ノ電で、

もう1日は海沿いの134号線をただ歩いた。

 

サザンの歌に出てくる由比ヶ浜、茅ヶ崎、

数々の作品で有名な長谷、極楽寺、鵠沼。

鎌倉高校の坂の下の海の見える踏切も行った。

江ノ電で鎌倉から江ノ島をまわって藤沢まで行った。

 

路地裏のすぐそばを走る色とりどりの江ノ電が素敵で、

きっとまた行こうと思う。

釜揚げしらす丼を食べてないので、そのときは必ず。

 

いつか、北鎌倉か湘南に住んでみたいと思った。

しかし関西人らしく、湘南は須磨、江ノ電は山陽電車と

イメージが重なるのは自分だけだろうか。

いい映画だった。せっかく買ったんだからDVDでも見返したい。

 

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2016-05-22 | Posted in BLOGNo Comments » 

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