カーテンタッセルのナイロン紐が切れ、途方に暮れる!

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カーテンをまとめる紐というか布というか房というか、アレ。

アレのことを「タッセル」というらしい。そう、「カーテンタッセル」。

 

 

こんなやつ。

両側に白い紐が輪っかになっていて、それを壁に設置してあるフックに

片方引っかけ、カーテンをくるっとまとめて、もう片方を引っかける。

カーテンなんてまとめてる時間の方が長いかもしれないけれど、何の問題も無い。

な〜んも考えないでカーテンをシャッとして、くるっとまとめていた。

白い紐の輪っかが切れるまでは。

 

 

 

白い紐はナイロンでできていて、どうも経年劣化で切れてしまうらしい。

連続して同じ時期に2本、切れてしまった。

根元から切れたものと、紐の途中で切れたもの。

根元から切れちゃった方は無くさないように仮留めしている。

 

 

カーテンがまとめられない。

壁際で、ひらひら、ひらひら。なんだか気になる。ベランダに出るときも

ふわっとまとわりついてくる。困った。

 

カーテンは10年くらい前にニトリで買った防音遮光カーテンで、

重たいけれどとっても重宝している。朝方まで仕事をして午前中寝ていることも

あるので、朝の光や人の声、トラックの音などをある程度シャットアウトしてくれる。

 

カーテンは丈夫でまったく劣化が無いのでこのまま使いたい。

タッセルだけ、取り替えれないだろうか。

とりあえず10年前に購入したニトリのお客さま相談室に連絡した。

 

なんだかとってもややこしいことを相談してしまったらしい。

本部から商品管理部へとまわされて、そして数日後、近隣店舗の仕入れ担当者の方から

お電話があり、該当の商品は終売しており、多少素材は違っても良いのでよく似たタイプの

タッセルは無いかと問い合わせていたのだけれど、タッセルだけでは販売していないらしい。

お役に立てませんということであった。

カーテンごと、新しい物を購入するしかないようだ。そうか、仕方がない。

 

次に、多少色や素材が違ってもまあいいや、とネットで

カーテンタッセルを販売しているところを探した。

…あるには、ある。何と言えばいいだろうか、占いの館のカーテンみたいな、

ねじりロープで真ん中に水晶がついているようなやつ(わかりにくいな〜)

もしくは犬とかキャラクターのぬいぐるみの手か足がカーテンを

くるっとまとめて留めるタイプ(カーテンを抱きしめて留めるっていうカワイイやつね)。

 

おう。違う、違うねん。そういうことじゃないねん…。

わざわざタッセルだけ単品で買おうなんて人は、おそらく

カーテンにセットで付いていたタッセルでは物足りなくて、バージョンアップ

したいんだと思う。バージョンアップになっているかどうかは置いといて…。

これをカーテン・タッセル・バージョンアップ・レボリューションと名づけよう(名前のセンスよ)。

 

困った、困った。カーテンをまとめたい。

自分で縫って、くっつけられないかな、と針と糸を持ちだして挑戦して、

あえなく撃沈した。これはミシンが無いと無理だわ。

 

だれか同じように困っている人いないかと探してもなかなかいない。

そもそもカーテンタッセルの紐が切れて困っているという人がいない。

みんな、カーテンタッセルの紐が切れたらどうしてるんだろう?

カーテンもタッセルもぜんぜんまだ使えても、買い換えるのかな。

 

そこで策も尽きて、しばらく数ヶ月放置していた。

出入りの度にまとわりつくカーテンと戯れながら。

春の衣替えで、ネットで購入したズボン(パンツですな)の裾上げを

してもらおうと、5本くらいまとめて近所の「ママのリフォーム」に持っていった。

お洋服のリメイク、リフォーム、お直しなんかをやってくれるお店。

 

 

裾上げを引き取りに行こうと準備していたときに、あっと思った。

リフォーム、っていうくらいだから、タッセルの紐、相談してみよう。

 

それでタッセルを持っていって、この紐の部分が切れてしまって、

新しい紐と付け替えてほしい、と相談すると、店頭のボスっぽいおばちゃんが

「メニューに無いことはわからんな〜。私にはわかりませんんわ〜」という。

 

どうも、ボタン取れた…何円、裾上げ…何円、みたいに料金がはっきり

メニューで決まっていないので、自分にはそれを決める権限が無いということみたいだ。

「リメイクとかリフォームってことで、できませんか?」と食い下がると、

「チーフ、これこのお客さんがここにこれを付けて欲しいって言うんだけど、

無理よね?」と無理前提で店の奥にいたチーフ(チーフ?)に尋ねる。

「いや、できますよ〜(byチーフ)」

いいぞ、チーフ! さすが、チーフ! というかおばちゃん、

めんどくさそうだからチーフに聞かずに自分の所で断るつもりだったな。

「ただ、この白い紐、これがうちに無いので、紐を持ってきていただいたら、

できますよ」とのこと。なるほど、なるほど。

「費用はどのくらいになります?」

「そうですねえ、一カ所200円でいいですよ」

ということは2カ所ずつ、4本のタッセルで1,600円。

「分かりました、じゃあ紐と一緒にまた持ってきます」ということになった。

 

ふふふ。実は自分で紐付けをやろうとした際に、すでに白い紐を買っていたのだ。

無駄になたと思っていたけれど、良かった。

 

数日後、タッセルと自分で用意した白い紐を持って店に行くと

先日の助けの神である「チーフ」がいなくて一抹の不安がよぎったが

違う女性スタッフへ同じ説明をこうこうで、として、

「先日チーフが(チーフって言ってみた)一カ所200円でっていうことで、って

話だったんです」って説明すると「わかりました〜」ってすぐに了解してもらえて、

1,600円プラス税の料金を先払いして、一週間後の引き取りということとなった。

どうなることかと思ったけれど、とりあえず良かった〜

 

こうして、半年がかりで保留となっていたカーテンタッセル問題は

紆余曲折を経てついに解決の光を見つけてひらひらと、動き出したのだった。

 

一週間後、無事に輪っかが付いたタッセルを引き取りに。

 

 

いい感じで付いています。元々の紐はナイロン紐だったので、

新しい紐はとっても丈夫そう。まだまだやりまっせ〜。

 

余った紐も返してもらった。

 

 

やっぱりカーテンがまとまるといいですな。

 

 

もしカーテンタッセル(留め具)の紐が切れたりして困っている人は、

近くの洋服のリメイク、リフォームのお店に相談してみると、幸せになれるかも。

 

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2017-04-16 | Posted in BLOGNo Comments » 

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