コクヨのテープカッター、カルカットはカルカッタ。
先日看板を作った際に
紙を貼り合わせる必要があったので
セロテープを探したが見当たらない。
マスキングテープやメンディングテープはよく使うけど、
セロテープって、考えてみると以前に比べ
全くと言っていいほど使わなくなっていることに気がつく。
とはいえ必要なので買うことにした。
最近コクヨの文房具はスゴイ。
ダンボールもバリバリ切れるハサミ、
大人向けドット罫線キャンバスノート、
テープのりのドットライナー、消しゴムの角がいっぱいのカドケシ、
ハリナックス(針無しのホッチキス)など、
前からあったものにアイデアをプラスして
進化させている商品がたくさんある。
これもそのひとつ。テープカッター。
学校や会社などに常備されている、据え置きタイプだ。
ふつう、テープをカットすると切れ端は歯のギザギザの形になる。
そんなの当たり前のことだし、イラストやデザインでテープを表現する時は
端がギザギザの方が分かりやすいし、何よりカワイイ。
そのギザギザを無くして、
ハサミで切ったようにまっすぐに切れますよ、
というのがこの製品、カルカット〈KaruCut〉だ。
いちおう売り文句は商品名の通り、従来よりも軽い力で
カットできる…なのだけれど、そこは正直そんなに変わらない。
なのでやはり注目すべきはまっすぐカットだ。
その昔、プレゼンなどでプレゼンボード表面に
テープの端が露出しているような場合、
細部まで気を遣うとすればテープの端のギザギザが
チープな印象を与えるような気がして
わざわざハサミやカッターででカットしていた。
はっきりいって、テープの切れ端がギザギザだってまっすぐだって
世界は何も変わらない。
だけどそんなことに一生懸命に取り組んで、
製品にして届けてくれるコクヨが好きだ。
大阪の企業だしね。
そしてこのブラックがいい。
最近では家電でも家具でも文房具でも
黒の選択肢がある場合はそれを選ぶ。
あと1,000円出せば、ブラックスチールも選べ、
たいへん迷ったけれど、普通のプラスチックよりも
少しこのマットな手触りのこれにして良かった。
よ〜し、せっかくだし、いろいろと貼りまくるぞ!
…といいたいところだが出番は今のところ、ない。