切手シリーズ『2012 IMF・世界銀行年次総会』
仕事で郵便物をよく送る。
封筒に切手を貼って、ポストに投函するのだけれど、
どうせなら、カッコイイ切手で送りたい。
受け取った人が「オッイイネ!」って思ってもらえるような。
デジタルの時代、ペーパーレス化も進み、
請求書はPDFで送ってくださいなんてことも
増えてきたけど、そうするとただでさえ打合せが減って
相手と顔を合わせる機会が減っているので
せめて郵便物は可能な限り、切手を貼って送りたいと思う。
海外の切手にはイラストを使ったりタイポグラフィーの
本当にカッコイイ素敵な切手がたくさんあるけど、
日本の切手は、はっきり言ってダサい(デザイン室の方ゴメンナサイ)。
変な写真を使うくらいなら、極太ゴシックや極太明朝体でドン! と
「82円」ってあるだけの方がよっぽどカッコイイ。
だから日本郵便の特殊切手発売のページをよく観察していて、
「あ、これカッコイイ!」という切手は発売日に買うことにしている。
特殊切手はたまにだけども、カッコイイ切手が発売される。
人気の切手はすぐに売り切れてしまい、再販も無い。
(あまりこれで商売するつもりが無いのかな?)
いつかオリジナルデザインで切手を作りたいな〜。
『2012 IMF・世界銀行年次総会』
2012年発行なので80円だ。2円切手と一緒に貼る。
2円切手は消費税増税以降、旧80円切手との付け合わせ需要が増え
急にフィーバーしたのだけれど、
実質1種類しか無く、これもドーンと「2」と描いただけの
ものとかが欲しい。
黄金の国ジパングが誇る大判、小判や
銭形平次でおなじみの寛永通寶。
世界の切手を見るとコインをモチーフにした切手は
定番だけど、日本の切手には意外と少ない。
切手はお金。
封筒の上端に貼るが、その絵柄がお金って、オシャレだと思う。
切手のふちが金銀になっているのも、貼ったときに
ゴージャスでちょっと嬉しい。
もっと、古墳時代とか、縄文時代とか、明治や昭和の
硬貨もまとめてデザインして欲しい。
可能なら、大判の切手は形に沿った角アールの長方形で、
丸い硬貨は円形にしてくれたら最高なんだけどなあ。
または、小判の形を切り抜いたシールとか。
最近くだものシリーズなど、シールになっている切手も増えてきて、
あれは本当に、便利。
切手を貼るのってちょっとした手間で、
舌でペロリ…っていうのはイヤだから笑、
海綿体を濡らしてしぼって、切手を封筒に貼ったらまた乾かして。
今後だんだんシールに移行していくんだろうけど、
そうなったらなったで今度は切り取りのミシン線が全部
無くなったりしたら、切手としてのデザイン的には最悪だ。
切手の醸し出す可愛さはフチのギザギザにあるのだといっても過言では無い。
それがわかっているのか、今はシールの切手で切り取る必要が
無いにもかかわらず、ちゃんとフチがギザギザだったりする。
それに気がついたときはデザイナーの心意気に感動した。
そんな切手もまた今度紹介したい。